表装(Art Mounting)ってご存知ですか?

掛け軸、屏風、額装などの工芸技術で、

奈良、平安時代には存在したようです。

京表具(Kyo Hyogu)は、国の伝統的工芸品にも指定されています。

HANA ARTS JAPAN では京都の表具師さんと一緒に

現代の空間でも楽しめる表具を提案しています。

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和紙に竹の縁+古い帯。 和紙は京都の黒谷和紙。

青い屏風

LEDが表と裏の間に入っています。

昼と夜の表情が変化。 月徳堂さんとのコラボ。

モダンな空間にも、馴染みます。 ムードもあるし

 

Japanese Kiss

クリムトのコピー(オーストリアの美術館から許可は

とってあります)を西陣織の帯地で表装。

ぴったりでしょ

Red Butterfly Red Butterfly(2)

名古屋帯で制作。芳寛堂さんとのコラボ作品。

真ん中には細長い作品でも小さな3作品でも

飾れるようになっています。

本来は、この作品部分は取り替えられないもので、

貴重な作品をより輝かせ、保護するために表装

します。 大切なお嬢さんに、きれいなお洋服を

着せるようなものです。

安価な表装だと、お洋服がダメになると、大切な

お嬢さんもダメになります。

修復ができないからです。

お嬢さんが、おばあさんになっても、お洋服を

替えつつ、年代を超えた美を保つ・・・

それが伝統工芸の表装なんです。

 

それぐらい、知ってるって? 失礼いたしました。

次回は、ちゃんと表美展のご紹介をします