京・表美展 ~Kyoto Art Mounting Exhibition~(1)
表装(Art Mounting)ってご存知ですか?
掛け軸、屏風、額装などの工芸技術で、
奈良、平安時代には存在したようです。
京表具(Kyo Hyogu)は、国の伝統的工芸品にも指定されています。
HANA ARTS JAPAN では京都の表具師さんと一緒に
現代の空間でも楽しめる表具を提案しています。
和紙に竹の縁+古い帯。 和紙は京都の黒谷和紙。
LEDが表と裏の間に入っています。
昼と夜の表情が変化。 月徳堂さんとのコラボ。
モダンな空間にも、馴染みます。 ムードもあるし
とってあります)を西陣織の帯地で表装。
ぴったりでしょ
名古屋帯で制作。芳寛堂さんとのコラボ作品。
真ん中には細長い作品でも小さな3作品でも
飾れるようになっています。
本来は、この作品部分は取り替えられないもので、
貴重な作品をより輝かせ、保護するために表装
します。 大切なお嬢さんに、きれいなお洋服を
着せるようなものです。
安価な表装だと、お洋服がダメになると、大切な
お嬢さんもダメになります。
修復ができないからです。
お嬢さんが、おばあさんになっても、お洋服を
替えつつ、年代を超えた美を保つ・・・
それが伝統工芸の表装なんです。
それぐらい、知ってるって? 失礼いたしました。
次回は、ちゃんと表美展のご紹介をします