フランス・パリ 10区でのHANA ARTS JAPANの展示会<WA・BI>

会場はココ。

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隣は、警察署で、連日、腕を拘束された人が前を通ります。

 

中はこんな感じ

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エスパス・ジャポンは、カルチャーセンターがあり、日本文化の紹介をしています。

そのための教室が奥にあり、日本文化に興味がある方々が訪れます。

展示可能なスペースは、教室までの通り路なので、皆さんがついでに立ち寄ってくださる、

というわけです。

入り口を入ると、細長いギャラリースぺ―スがあり、なんとなく、京都の町家風です。

ただ、外観からもわかるように、ギャラリー部分は、木の横桟状になっていて、

欧米のサイディング風です。

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なんで? と訪ねると、理由は2つ。

1つは、この桟の間に板をはめて展示用の棚にする、天井照明の場所も移動できる。

ふむ、ふむ、それは便利で大きなメリット。

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もう1つは、木の内装は日本っぽいでしょ、という改装時のデザイナーの考え。

いや、それは、違うでしょう・・・ 日本は雨が多いこともあって縦残が多い。

特に内装は、板の場合、木目が平行で落ち着いた雰囲気を醸し出す<柾目>が好まれ、

節があって、賑やかな木目は。あまり使われて来なかった。

ですので、どう考えても、この賑やかさは、京町家の雰囲気は出ない。

さらには、和紙の照明器具や掛け軸などと喧嘩してしまいます。

そこで、ちょっと内装と展示に工夫をしました。

その様子は次回に・・・・